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ASIMO(アシモ)は、本田技研工業が開発し、ホンダエンジニアリング株式会社が製造している世界初の本格的な二足歩行ロボット。予測運動制御によって重心やゼロモーメントポイント(ZMP)を制御して自在に歩くことができ、階段の上り下り、旋回、ダンスなども可能。親しみやすさを考えたデザインを採用している。本田技研工業の説明によると、「ASIMO」という名称は「Advanced Step in Innovative Mobility(新しい時代へ進化した革新的モビリティ)」の略である。開発の動機に手塚治虫の鉄腕アトムがあったとされている〔“生みの親”が語る「ASIMO開発秘話」 -IT media〕。 == 概要 == 最新型のASIMOの身長は130cm、質量は48kg〔2011年11月8日発表の最新型。旧型は身長120cm〕。ASIMOは人間の生活に合わせ作られていて、人の動きを感知し、自律的に行動が可能である。例えば人を追従して歩行、手を出すと握手する、障害物を回避する、音源認識、階段歩行などが行える。しかし、HRP-2と違い、仰向けやうつ伏せに転倒した場合に起き上がることができない。なお、あらかじめ設定することにより音声認識と発音も可能である。2011年11月8日に発表された新型ASIMOは3人が同時に発する言葉を認識することができるようになり、予め設置された空間センサの情報を基に人の歩く方向を予測し、衝突を避けることが可能となった。また、身体能力の向上により片足けんけんや両足ジャンプなどが連続して実行することが可能となった〔さらなる進化を遂げた「新型ASIMO」と、ロボティクス研究および応用製品の総称「Honda Robotics」を発表 :HONDA(2011年11月8日)〕。その他、水筒のふたを開けて紙コップに飲み物を注いだり、手話をこなすなど指先も器用になった。ホンダはアシモの技術を応用し、福島第1原発内で活用する原子力災害ロボットを開発した〔アシモ応用、ホンダのロボ福島へ 原子炉建屋で廃炉作業 - 朝日新聞デジタル 2013年6月17日 ちなみに事故当初、地震関連のFAQコーナーに「ASIMOに原発事故処理させたら?」と言う質問があり、Hondaは「まだそこまでは無理」と答えていた。2015年1月現在、ASIMOのFAQにて引き続き掲載されている 。〕。 催し物などにも貸し出されており、ニューヨーク証券取引所の始業ベルを人間以外で初めて鳴らした〔Honda「ASIMO」、ニューヨーク証券取引所(NYSE)取引開始のベルを鳴らす Honda プレスリリース 2002年2月15日 〕。なお現段階では市販されておらず、本田技研工業に問い合わせる事によって賃貸することはできる。 2014年4月17日、2011年モデルがアメリカに初めて上陸した〔ホンダ「新型アシモ」が米初上陸、手の器用さを披露 〕〔ホンダ「新型アシモ」が米初上陸、英語で「ハロー!ニューヨーク」 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ASIMO」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 ASIMO 」があります。 スポンサード リンク
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